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最後の投稿


神社手水場の屋根囲いの建前の報告です。
建前です。
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完成。あとは近所の屋根職人さんに瓦を葺いてもらうだけです
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軒先もきれいにまとまりました。
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止めもばっちり(?)
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祭礼は6月10日に決まりました。神主さんにお清めをお願いしました。

11期生の皆さんとの約束は果たしたので、これで最後の投稿にしたいと思います。
木匠塾で学んだことを忘れずに
これからも元気にやっていきましょう。

ところで、更新のなくなったブログの末えいはどうなるのでしょうかねえ。
                                          (のぼちゃん)

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# by mokushojuku | 2012-05-02 23:29 | 木匠塾

皆さんお元気ですか

卒業からはや1ヵ月
皆さん お元気ですか?
TSUNEさんは新人大工として電動工具禁止という厳しいお達しの下、頑張っているとか。
ユウさんは元の職場に戻って監督業ではりきっています。
ヒロキさんは宮大工さんの下で、いっそう腕を磨いていることでしょう。
ルミさん 「あほうどり」と仲良くなれましたか

さて、のぼちゃんはといえば・・・
先週、2日間ほど電気工事の実地研修にT氏邸へいってきました。
建前から1ヶ月余。屋根が葺かれ、断熱材の吹きつけが終わり、内装工事の真っ最中でした。
まったくの素人に電気工事を実地で教えてもらえるのは、施主さん、工事屋さん、管理者のご理解があってのことで深く感謝します。
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宿題だった村の鎮守の井戸、屋根改修に着手しました。
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村には現役の石屋さん、元水道工事屋さん、土木工事従事者、屋根屋さんなど人材に恵まれています。
山水が湧き出し思ったより難工事でしたが皆さんの協力でなんとか基礎の完成です。
来週から土台伏せ、建て方に取り掛かります。
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6月には神社の祭礼があります。それまでには完成にこぎ着けたいと思っています。
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# by mokushojuku | 2012-04-14 01:25 | 木匠塾

木匠塾同窓会

昨日、修了式があり、木匠塾最後の卒業生5人が期待を胸に大海へと漕ぎ出しました。
(朝日新聞(3.9付)、中日新聞(3.10付)、岐阜新聞(3.10付)いずれも岐阜県版に掲載)
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夕方から11期生が幹事となり、「木匠塾同窓会」が、市内のスタジオを借り切って行われました。
遠くは新潟、静岡、兵庫からもご参加いただきました。
木匠塾カップル2組もお子さんを連れて幸せそうでした。

それでは石田塾長の乾杯の発声でスタートです
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先生の姿の奥に写るボードは残念ながら所用で欠席の方からお寄せいただいた近況です。
ありがとうございました。

佐々木先生もかけつけてくれました
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各期ごとに一言・・・・
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1期生の木枝さん(唯一の出席者)
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ケンセイさん
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ミワさんも参加していただきました
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糸魚川先生にも
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中川先生、三浦先生
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そして昔話に花を咲かせる皆さんです
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おチビちゃんたちもパチリ
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わいがいがやがやと時が経つってしまいました・・・・チャンチャン
                               

このブログ「木になる学び」はあとしばらく11期生で不定期に続けさせていただきます。
更新がなくなるその日まで時々覗いてください
お楽しみに
                                      (のぼちゃん)
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# by mokushojuku | 2012-03-10 17:28 | 木匠塾

大掃除

一昨日、鶯の鳴き声で目覚め
昨日、日向ぼっこしてたトカゲを踏みそうになり
今日、花粉症が発症しました

春の足音を日々感じる木匠塾では、明日の卒業式を迎えるにあたり校内の大掃除を行いました。  ↓掃除を終え、眠りにつく実習棟
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終わってみれば、あっという間の1年でした…
1つ1つの出来事、数々の出会いに思いを馳せると、この木匠塾で過ごした時間は
間違いなく人生で欠かすことのできないものとなりました。
また木と真摯に取り組めた時間は、とても心地の良いものでした。

昨年の4月に初めて実習棟に入ったとき、先輩方が残していった作品から
10年間築き上げてきた伝統の重さを、ヒシヒシと感じたものでした。
手作りのモノは何かを伝えてきます。
「便利、安く、使い捨て」、とかく今モノへの価値観が希薄になっていると思います。そんな中、全国有数の木の産地からまた1つ、モノ作りを伝える場が無くなるのは残念でなりません。今後、本校の意思を継ぐような場が新しい姿となって生まれてくることを願いつつ、最後の卒業生とし、ここで学んだことを社会に還元していくことが将来の日本の為になると信じ、精進していきたいと思います。

以上、お世話になりました! Tsu

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# by mokushojuku | 2012-03-08 23:59 | 木匠塾

啓蟄

今日は啓蟄。冬籠りの虫、声を啓く時だそうです。
みるみる日照時間が長くなり、寒さも和らいできたような気がします。しかし今年の「木匠塾」に春は来ません。「木匠塾」は今期限りで閉校となり、後輩となる新入生がいないということです。在校生の一人として残念でなりません。閉校の理由は「木匠塾」ホームページに詳しく述べられていますが、一言で言えば「生徒不足」ということです。

なぜ大工のなり手が少なくなったのでしょうか?

ほんの1年、建築をかじっただけでたいへん僭越ですが、少し感想を書いてみます。
最大の原因は大工の地位が低いということです。
もともと大工の名称は1軒の建物を建てるときその職人群のトップに立ち、すべてを差配する最高指導者から生まれた言葉です。しかし現在はプレカットが普及し、大工の仕事は工程表のひとつの人工に埋もれ、主体性も創意工夫の余地も少なくなっていきました。建築基準法の規制による金物の多用も意欲を失わせるひとつかもしれません。大壁工法の普及も木造技術の伝承、向上を妨げているような気がします。
そしてなにより、収入が安定しないことがあげられます。大部分の大工は日給月給で退職金も保険も充分とはいえない状況でしょう。また施主さんとの関係では、請負契約での立場の弱さもあります。
加えて高価な道具類も自己負担となります。
業界内では古い徒弟制度の因習も残っていて、これが自ら近代化を阻んでいるとも感じます。

しかしこれら逆に言えば、職人として独立する棟梁としてのリスクといえば言えそうです。ほんとうに触りだけですが、長年の経験や師匠から代々伝えられた技術。木の気持ちを大切にし、道具を自在に使い木と対話しながら仕事を進める大工と呼ばれる人にしかできないものをこの1年で見せていただきました。「木」の文化は日本人の原点でありけっして廃ることはありませんし、再び見直されてきます。施主さんと信頼関係を築き、思う存分腕を奮ってひとつの建物を作っていくことができれば、その喜びはかけがえのないものでしょう。

原子力に代表される現代科学文明がおおきな曲がり角にきて、大量生産・大量消費に替わって、スローライフや持続可能な社会の実現が叫ばれています。キーワードは「ほんもの志向」「(自給自足はちょっと無理なので)地産地消」「癒し」です。ドイツのマイスターのように職人が地域から尊敬され、誇りをもって生き生きとその道を極めていけるような社会がきっとくるはずです。

11期生もいよいよ卒業間近。
木匠塾の若い虫たちが長い冬を越して世に顔を出し、声をあげます。
どうかよろしくお願いします。

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虫の絵が撮れなかったので、土から芽を出す「ふきのとう」でごかんべんを(のぼちゃん)

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# by mokushojuku | 2012-03-05 23:59 | 木匠塾