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渋柿

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本日は手の空いた時間に、干柿作りに挑戦してみました!
ちなみに私は初めての経験でした。

なぜ干柿かと言いますと、学校の裏手に柿の木が生えており、結構な数の柿が取れます。
しかし、どうにもその柿は渋い”らしい”・・・。
なら干して干柿にして食べよう!ってことになりました。

ところで、渋柿と甘柿、私は違い(味以外の)を知らなかったので、また調べてみました!

柿は実を食べさせ、種をまいてもらう為に甘くなるのですが、中の種が成長しないうちに食べられてしまってはいけないので、種が成熟するまでは実を渋くし、種が成熟してくるとその種から分泌されてくる成分で甘くなる。
らしいです。

柿の渋みなのですが、これはタンニンという成分です。
甘柿も渋柿もこのタンニンを含んでいるのですが、種類が違うということです。
まず渋柿のタンニンは「水溶性タンニン」で、食べた時に唾液に溶けるこため渋みを感じます。
一方、熟した甘い柿のタンニンは「不溶性タンニン」に変化していて唾液に溶けず、食べても渋みを感じることはありません。
甘い柿を切った時ゴマのような黒い点があると思いますが、それが「不溶性タンニン」です。

どの柿も種が成熟すれば甘くなりますが、渋柿はとろけるくらい熟さないと甘くならないため、渋いうちに収穫し、人為的に加工するため「渋柿」と呼ばれることになります。
ただ、元から種類によってタンニンの量が違ったりするので、甘柿が出来やすい、出来にくいはあるようです。



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はい、そんなこんなで採取。
せっかくなので孝橋も今日はお手伝いしますよ!


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このとった柿たちの皮を剝く、ひたすら剝く。
バケツ3つ分を剝いたので、手が痛さとベタベタで大変でした。

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これに紐つけて、干す。
ハラモクの今井君は後ろで頑張って作品をつくっています!

今日の作業は以上です。
美味しい、干柿になってくれたら良いですね。

ちなみに剝き終わった柿の皮なのですが、これで柿渋をつくるという事でした。
その様子はまたの機会にでも・・・。

本日のブログは、連日投稿、孝橋でした。
ちなみにブログ頭の画像は自作ピアスツリーです。

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by mokushojuku | 2010-11-11 18:30 | 日々の生活
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