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みんなで2級大工技能士試験に挑戦!!

昨年末より、木匠塾の設計コース2名と大工コース3名で取り組んでいるのが「2級の大工技能士試験」。課題は「垂木・振れ垂木」です。

差し金を駆使して、垂木の勾配や木口の角度を出して原寸図を作製します。
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真剣に取り組むショウゴ兄さん。大工コースよりも実習時間の少ない設計コースのショウゴ・創造コンビは、土・祝日に補修実習で足りていない技量アップに、よねんがありません。

制限時間6時間30分の間に、「原寸図作製→墨付け→刻み加工→組み立て」という工程を行い、作製した作品の出来も試験の合否判定の一つとなります。

作業全体の時間配分を考えると、最初の作業となる原寸図は、1時間程度で書き上げる事が合格への最低条件となります。素早やく、丁寧に、正確に・・・・・私の一番苦手な部分ですね(笑)

図面をを書き終えると、お次は墨付け。
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先に作製した原寸図(制作するものと同じ寸法に描かれた図面)を基に、加工材料に墨付けを行って行きます。

原寸図通りの寸法を材料に書き写し、正確な刻み加工する為の目印となります。私の中で、大工さんと言われると描くのが「玄能(かなづちのこ)・のこぎり・墨つぼ」。墨つぼを使い、この作業を行います。


課題となる作品はこちら。
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ぱっと見は簡単そうですが、これが中々難しい・・・。斜め勾配となる『振れ垂木」と呼ばれる両端の垂木が試験の難易度を上げています。

1月末の試験に向けて、みんなの挑戦は続きます!!

中島 創造

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by mokushojuku | 2010-01-14 17:30 | 木匠塾
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