森林環境学フィールドワークで神宮美林へ! その1

木匠塾では座学・実習といった授業の他に、実際に進行中の現場見学や古い建物・木材市場・プレカット工場等など多くの場所へ出かけ、実際に観て感じながら学びます。

先日は、入学前から個人的に楽しみにしていた野外見学がありました。
私が待ちに待った待望の授業とは「神宮美林」見学です。森林環境学の講師は中川護先生です。
b0178322_0131981.jpg
木の事、森の事、山の事、植物の事、何を質問しても分かり易い解答を頂ける物知り先生です。

朝8時に学校を出発した塾生一行は、岐阜県中津川市加子母の「神宮美林」を目指して車を走らせました。神宮美林とは「伊勢神宮」で20年に1度行われる社殿造り替えの際の、材料となる天然の木曽檜が植生する森の名称です。

この神宮美林は、700HA(ヘクタール)の山に樹齢300年~400年の木曽檜(天然材)が数多く植生しいている全国でも大変珍しい森です。
1650年代の2度にわたる江戸の大火事と、当時の全国築城ラッシュで殆どの材料がなくなってしまった事がありました。

一度は失われかけた檜の森でしたが、偶然にもいろいろな周期がかさなり、檜が育つ環境に適した山になって、現在に至ります。


まずは神宮美林の手前の樹齢100年の人工林で、山について木についての中川先生の説明を聞きました。
b0178322_015336.jpg
色々な観点からの山の話はとても面白く、聞いているうちに身も心も「山の世界」にどっぷり浸かっていました。


樹木の胸高直径や樹高を測定しました。
b0178322_0202692.jpg
中川先生が覗いているのは「ブリメラス」という樹高測定器です。みんなも代わる代わる覗いて測定しました。


神宮美林では色々な場所を見ました。
b0178322_0234640.jpg
皆で登った先には・・・


式年遷宮の御神木であった切り株がありました。
b0178322_0251642.jpg
20年に1度行われる式年遷宮では斧で木曽檜を切り倒します。こうやって書くのは簡単ですが、実際には相当な重労働ですね。


貴重な貴重なフィールドワークはまだまだ続きます!お楽しみに!!

中島 創造

にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログへ
↑ランキング参加してます。クリックお願いします/
[PR]
by mokushojuku | 2009-07-31 23:39 | 木匠塾
<< 手斧(ちょうな)そして花火!! 自炊の成果 >>